- 用語名
- 潮汐・潮位|潮見表
- 説明
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満潮・干潮
潮位は、夜空(空)の月の状態によって、通常1日2回の満潮および干潮を繰り返しています。満潮は水位が上がり、逆に干潮は水位が下がります。月の状態は、朔(新月)・下弦の月・望(満月)・上弦の月と変化します。
朔(新月)と望(満月)に当たる日の前後数日間は、潮位の満潮・干潮の差が大きくなり「大潮」と呼ばれています。逆に上弦の月と下弦の月に当たる日の前後数日間は、潮位の満潮・干潮の差が小さくなり「小潮」と呼ばれます。
砂浜などでよく行われている潮干狩りは、潮位が低い時間帯が適しています。中でも最も潮位が低くなるのは、大潮期間の干潮時刻前後となります。
毎時潮位
毎時潮位は、調和定数をもとに予測した天文潮位の1時間ごとの値のことを指しています。潮位表基準面
潮位表は、大潮の平均的な干潮面の高さを基準(海図の水深0m)として、予測潮位(天文潮位)を表しています。MSL-潮位表基準面
大潮の潮位の片振幅に相当するMSLの潮位表基準面からの高さ。潮位表基準面の標高
潮位表基準面の標高。MSL-潮位表基準面のMSLの標高(平均潮位の標高)をもとにして換算します。※潮位表基準面と実際の潮位の観測基準面にはずれ(誤差)が生じています。
潮位表基準面とMSL-潮位表基準面を比較、潮位観測情報の潮位偏差する場合には、それぞれを標高基準上の値に変換するなどの方法にて算出します。
標高への変換値は年ごとに更新されています。
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